「真実」最終回

2005/04/30 15:54


 人間には「陽と陰」、「良いところと悪いところ」、「良い心と悪い心」が並存しています。韓流ドラマには必ず「善玉と悪玉」が出てきて見ているものをハラハラ、ドキドキさせるのですが、でも、善玉がとことん良い人として、悪玉がとことん悪い人として演じきられているかというとそうではない。悪玉の善良な心を必ず見せてくれる。日本のドラマも多かれ少なかれそういうところはあるのですが、韓流ドラマではそこが非常にシンプルに表現されていて面白いのです。
 「真実」最終回も、愛し合った2人が幸せに旅立つラスト・シーンより、その前の、ソウル市長に当選した直後に投獄された父が最も悪玉(笑)の娘からの遺書を読むシーンのほうが、見ている者の胸を強く打ちました。
 イ・シニ(パク・ソニョン)「パパ。こんな私をどうか許して下さい。パパが一生懸命築いたもの、私が全部壊してしまって、本当にごめんなさい。私は何一つパパを喜ばせることができなかった。でも、本当は、気に入られたくて、これでも必死にがんばったのよ。小学校5年生の夏休みに、家族で海に行ったことを覚えていますか?。浮き輪が遠くに流されて、溺れかけてた私を、抱き上げて泣いていたパパの姿が、忘れられません。だから私、パパにどんなに嫌われても、パパが大好きだったの・・。ごめんなさい、パパ。もしもう一度、パパの娘に生まれ変わったら、こんどこそホントにいい子になるわね・・」。
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