新・市営川西住宅建替計画

2005/07/02 17:53


 本年6月2日・20日の「やすとログ」でお伝えしてきた高槻市営川西住宅の建替計画。昨日7月1日(金)に行政からの説明会が催されたとのことです。予想どおり、「説明会を開催した」という既成事実だけが高槻市役所には必要だったようで、住民からの具体的なご質問(6月2日の「やすとログ」参照)に対して高槻市役所はほとんど具体的に回答できませんでした。
 特に、次のような遣り取りがあったとうかがっては、高槻市役所は近隣住民を馬鹿にしていると言わざるを得ません。

<<住民「この説明会の位置付けは何ですか?。近隣自治会の承認を得るという意味ですか?。もし承認を得られなければ建替えは行わないのですか?。『近隣自治会の意見は聞き置くだけで建替えありき』であれば、この説明会は何のために開催しているのですか?」。
 住民「一般に『開発行為』に対して高槻市役所は『指導』する立場にありその指導の内容には『近隣自治会から同意を得る』という項目も含まれています。しかし実態として、民間開発業者が、近隣自治会との話し合いが決裂し高槻市役所の指導を無視するような形で、開発を強行している例が少なくありません。開発行為を指導する立場にある高槻市役所の姿勢として近隣自治会との同意を得られないまま建替え工事を強行するということがあり得るのですか?」。

 高槻市役所「・・・」。(答えられず。後で「厳しいなぁ〜」とつぶやいていたそうです)>>

 「高齢者市バス無料乗車制度の見直し」問題とも関連してきますが、「建替えが是か非か」という問題「以前の問題」です。そのことを高槻市役所がわかっていないとしたら、あるいは、わからないフリをしているとしたら、「問題外」のそのさらに「外」です。
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