高槻汚職【朝日続報】

2008/06/11 19:54


 高槻市議会議員・段野啓三氏が逮捕された事件で「朝日新聞」が今日の夕刊でも続報。見出しでは「高槻汚職」となっています。なんや?!、「高槻汚職」って。「高槻(市で起こった)汚職(容疑事件)」ということなんでしょうが「高槻汚職」とまるで新語のように書かれるとショックですねぇ。

<<汚職事件の高槻市、「口利き横行」も記録ゼロ

 市側への口利きの見返りに業者から現金を受け取っていたとして市議が逮捕された大阪府高槻市が、市議らの口利きを記録する制度を06年に設けたにもかかわらず、全く記録していなかったことがわかった。この市議については、容疑のほかにも市側への働きかけを繰り返していたことが府警の調べで判明している。別の市議による働きかけもあったと証言する市職員もおり、役所内で口利きが横行している実態が浮かび上がった。

 高槻市は06年10月、公園墓地の当選者名簿流出の発覚をきっかけに、職務に関して市議や業者らからの働きかけがあれば、内容などを記録して幹部や市長に報告するよう要綱で定めた。しかし、要綱にもとづく記録の実績は全くない。

 事件では、05年9月に建築基準法違反のマンション開発を見逃すよう市側に働きかけた見返りに現金を受け取ったとして、市議の段野啓三容疑者(66)があっせん収賄容疑で、土木建築会社「リケン」社長、長谷川宜徳(やすのり)容疑者(63)が贈賄容疑で府警に逮捕されている。

 府警は、要綱制定後の06年11〜12月にも、段野市議が複数回にわたって市内の別の業者の宅地開発を許可するよう市幹部に口利きしていたことを確認しているが、これらの記録もなかった。

 また、勤続20年以上のある男性職員は「口利きは段野市議だけではない」と証言する。数年前、採用担当の市幹部から「(ある市議に)議会では穏便にお願いしますと頼んだら、『今度、うちの後援者の息子さんが採用試験を受けるからよろしく』と言われた」と打ち明けられた。最近も、知り合いに「親類の採用でお世話になった市議にお礼をしたい。相場はいくらか」と尋ねられ、驚いたという。

 「要求をのむと、議会での追及を避けることができる。それで上司の評価が上がると考えている職員は少なくない」と、この職員は言う。

 採用をめぐる口利きについて市人事室は「市議の問い合わせはあるが口利きはない」としている。奥本務市長は、口利き記録がゼロだったことについて「要綱が職員らに周知されていなかった」と説明。11日の市議会で、新条例をつくってさらに厳しい制度にする意向を表明した。(2008年6月11日付「アサヒ・コム関西」より)>>
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