「野村の『眼』弱者の戦い」
2008/07/15 00:15
4月23日付「やすとログ」( http://www.max.hi-ho.ne.jp/yoshidayasuto/200804.html )でご紹介した4月7日付「朝日新聞」の記事によって野村監督へ関心を抱きその著書「野村の『眼』 弱者の戦い」を先日読みました。この本のある紹介では「弱い組織が強者の組織にいかに打ち克つか。『知将の眼』がとらえた情報分析、リーダーの条件、人間育成の極意」となっています。かと言って、哲学的な難しいことが書いてあるかというとそれは一部で、大半は野村選手、野村監督の野球経験、ならびに、その経験からの具体的な教訓について記されています。
実は、6月7日付やすとログ「信は万物の基を成す」( http://www.max.hi-ho.ne.jp/yoshidayasuto/200806.html )でその一節をご紹介した「ある本」とはこの本のことです。そこで触れた「・・『未熟』と『限界』の判断を誤らないことだ」の部分をもう少し詳しく掲載してみます。
<<・・また、「限界」という言葉を簡単に口に出して言うな、結論を急ぐな。本当にやるべきことをやって、入団時からバットを振りまくって、理想を求めてやっていって、どうしても結果が出ない段階ではじめて「技術的限界」と言えるのだ。やることもやらないで「限界」などと言うな。お前、バットを何回振った? そんなこともせずに、逃げるな。
挑戦、挑む心をなくしたら終わりだ。この世界は「これでいい」ということは絶対あり得ない。今年が終われば、また来年からスタートする。そういうことを考えたときに、軽々と「限界」などと口にするな。ほんとうに限界かどうかというのは、打ちのめされた人間しか言ってはいけない言葉だ。「未熟」と「限界」の判断を誤らないことだ。・・>>
これは、昨年11月、楽天の秋季キャンプ最終日に野村監督が選手らへ贈った監督訓示の一部です。
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