「バトル・イン・シアトル」
2009/12/16 13:27
経済学部に学ぶ女子大生から「お薦め映画」としてご紹介いただいた米国映画「バトル・イン・シアトル」(2008年。スチュアート・タウンゼント監督)をレンタルで観ました。劇場未公開作品のため話題にはあまり上らない映画のようですがとても有意義な時間を過ごすことができました。推薦がなければ観ることはなかったでしょう。感謝しています。
1999年11月、米国シアトルの街で始まったWTO閣僚会議に対する抗議行動。平和的デモ行進がいつしか、大騒乱の事態へと拡大します。その5日間を、活動家、警官隊、警官から暴力を受ける妊婦、ニュースキャスター、そして、市長らさまざまな人々の視点から描いています。実話がベースになっています。
エンディングは感動的です。WTOのある発言者の発言でこの会議の流れが決定的になってしまいます。ただし、その発言にはいくつかの導火線がつながっています。投獄された活動家、逃れた活動家、発展途上国を代表する発言、そして、大衆。それらが一つのメッセージを共有した瞬間、運動が潮流へと変わります。そこが大変興味深い。
前へ
次へ