茨木の秋田家へ

2007/05/31 20:32


 選挙では、お隣の茨木市民のみなさんからもずいぶん援護射撃をしていただきました。選挙権があろうがなかろうが、「北摂を良くしたい、大阪を、日本を良くしたい」、「しがらみや既得権益中心の旧態依然とした政治・行政を打破したい」という志は同じです。
 「関西若手地方議員決起の会」の同志、「やす・ちかポスター」でお馴染みの茨木市議会議員・大野ちかこさん(写真左から2番目)にお付き添いいただいて、茨木の秋田さんのお宅へ御礼とお詫びのご挨拶に上がりました。奥様には前々からお世話になっているのですが今日は、お仕事がお休みのご主人さん、息子さんとも初めてお目に掛かり楽しいひとときを過ごすことができました。
 秋田家には写真のご長男のほか、娘さんも2人いらっしゃいますが、このお子さま3人とも「ゴーシェ病」という難病を患っておられます。「ゴーシェ病」とは、酵素が生まれつき不足しているため肝臓、脾臓、骨などに脂肪が蓄積してしまう病気です。世界で確認されている患者数は約5,000人、我が国国内では100人に満たない程度という希少な難病。お腹が異常に膨れるのは脂肪が溜まるからです。「寿命は10年」とこれまでは言われてきました。
 現在は、骨髄移植や酵素補充療法により根本的治寮が可能となっています。ただ、骨髄移植は危険性が高く、2週間ごとに点滴を一生涯受ける酵素補充療法は薬が高価でした。しかし平成13年から、ゴーシェ病の難病指定により酵素補充療法が無料で受けられるようになったのです。「ゴーシェ病患者及び親の会」のホームページは「 http://www32.ocn.ne.jp/~megapon/ 」です。
 平成9年と平成15年に週刊誌「女性自身」で取り上げられたこともあるのですが、家族愛と希望に満ちた素晴らしいご家庭。難病と闘いながらも常に前向きな秋田家に応援していただいていることを誇りと励みにして「精進せねば」と改めて誓いました。
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