市バス不正事件、調査委中間報告
2007/10/22 22:14
「やすとログ」で適宜取り上げてきた「高槻市営バス不正事件」に関連して「高槻市交通部事務処理調査委員会」が立ち上がったことは10月9日付のログでお伝えしました。ご報告が遅くなりましたが、10月13日付朝刊各紙がこの同委員会の中間報告、ならびに、高槻市議会議員・北岡たかひろさん提出の住民監査請求が外部監査扱いとなったことを報道しました。
<<毎日新聞
市営バス代走問題 調査委が中間報告
高槻・来月最終報告
高槻市営バスの組合役員らによる「代走」問題などに関する「市交通部事務処理調査委員会」(委員長、大野眞義・大阪大学名誉教授)は12日、中間報告をまとめた。
本来の乗務をほかの職員に依頼して給与を受け取った「代走」は、不当利得返還請求のそ及期間について結論が出ず、06年度と07年度分についてのみ算定した。
06年度は11人が延べ114回で、職場離脱分と合わせて給与やボーナスの不当利得額は約240万円。慣行を廃止した07年度は4月に1人が2回の代走をしており、不当利得額は職場離脱を含み5人で約37万円だった。
今後、05年度以前の代走などの実態や情報公開文書の一部消去問題などを調査、11月をめどに最終報告をまとめる。
◇
一方、この問題で市議が申し立てた職員措置請求に関し、市監査委員は10日付で「より客観性を確保できる」として個別外部監査契約に基づく監査とすることを決めた。>>
<<産経新聞
給与280万円 返還請求へ
高槻市バス「代走」
大阪府高槻市営バスの運転手らで作る労組の幹部らが勤務を他の運転手に交代させる「代走」を行っていた問題で、市は12日、11人に対し平成18、19年度分の給与計280万円を返還請求する方針を固めた。市は17年度以前の給与についても検討し、11月末までに結論を出す方針。
請求額は最多の運転手で約133万円、最小で約1万8000円。組合側は請求に応じて返還する意向を示している。
この問題をめぐっては今年8月、市議からの情報公開請求に対し、市側が乗務記録に記された代走の部分を消去して開示。この市議が虚偽有印公文書作成罪で市幹部ら5人を大阪地検に告発したほか、給与の返還についても住民監査請求を行っている。>>
<<朝日新聞
不正給与は11人計280万円
高槻市営バス代行運転問題
高槻市交通労働組合の幹部らが市営バスを他の組合員に代行運転させ、不正に給与を取得していた問題で、市の調査委員会(委員長=大野真義弁護士)が12日、中間報告を発表した。昨年度からの不正な給与取得は計11人、計約280万円にのぼることが判明。調査委は11月末の最終報告までに05年度以前分についても調べる。
中間報告によると、代走などで不正に給与や賞与を取得したのは、昨年度11人計242万円、今年度5人計38万円で、1人133万〜1万8千円だった。また、代行運転は市が廃止したとしている4月以降も2度あった。
調査委は今後、市職員が情報公開にあたって代行運転の記録を消した問題も調べるという。>>
<<読売新聞
高槻市営バス 不当給与問題
16人に280万円返還請求
昨年度以降分、調査委が方針
高槻市が、労働組合活動で市営バス乗務を欠勤した組合役員らに給与を満額支給していた問題で、事実関係や再発防止策を検討する第三者機関「市交通部事務処理調査委員会」は12日、返還請求する給与など不当利得額を2006年、07年の2か年度分で延べ16人・計約280万円とする案をまとめた。05年度以前については11月末の最終報告までに検討するといい、市は最終報告を受け、関係職員の処分を判断するという。
同委員会によると、組合活動のため欠勤、他の乗務員に運転を代行させていたのは、06年度は役員ら延べ12人・計114回。また、他の職員が体調を崩して勤務できない事態に備える予備勤務中、組合活動で職場を離脱したのは役員4人で、06年度は11時間27分、07年度は15時間45分だった。>>
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