高槻市営バスまた新聞沙汰

2009/07/11 22:17


 「体制の中に入って改革する道もある」とか「改革は少しずつ進めていかなければならない」とかいう言い草をよく聞かされます。しかし、それは、真の改革派になることで守旧的体制派に自らがいられなくなることを恐れる者、あるいは、体制派と戦いぬいてでも改革を実現する能力と志とに欠ける者の言い訳にしかすぎません。

 公金詐取事件を初め高槻市営バスによる一連の不正事件がその良い例です。一昨年、昨年とマス・メディアを通じて高槻市営バスやそれを擁護しようとする高槻市役所の不祥事が白日のもとにさらされたにも関わらず、どんな改革がいったい行われたのか?。高槻市長も高槻市議会も、この問題について議論し改善策を講じようとしたのは何だかジェスチャーだけで、高槻市営バスの体質とその行動のいったい何が変わったのか?。結局、このありさまです。

 今の高槻市役所に改革などできるはずがない。「良い例」、いや、「悪い例」です。

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 大阪府高槻市営バスの芝生(しぼ)営業所の職員(運転手)が、営業所内で勤務時間中に、有料で車を整備する副業≠行っていたことが10日、市バス関係者の話で分かった。職員らは営業所内で一時、正式な使用許可を得ずにジムを作ってバーベルやサンドバッグを持ち込んでいたほか、敷地内に勝手に畑を作っていたことも判明。地方公務員法に違反している疑いもあるが、市はすべて把握したものの、「すでに解決済み」として処分対象から除外。これに対し市内部からも批判の声があがっている。

 市営バスをめぐっては、運転手らで作る労組幹部らが勤務を他の運転手に交代させる「代走」を行っていた問題があり、市議らが平成19年、虚偽有印公文書作成罪で市幹部ら5人を大阪地検に告発している。

 市などによると、芝生営業所の職員が一日中所内で待機を命じられている勤務日の休憩時間に、所内の駐車場を使い、別の職員が持ち込んだ車を整備。始めた時期は不明だが、1回1万円で請け負ったこともあったという。休憩時間であっても副業を禁じた地方公務員法(営利企業等の従事制限)に違反する疑いもあるが、市は「いいことではないが、実態は不明」などと詳しい調査も行っていないことを認めている。

 一方、営業所内にある立体駐車場のスロープ下をブルーシートで覆い、サンドバッグやバーベルなどのトレーニング機器を無断で、設置していたことが、外部からの指摘で判明。中に成人向け雑誌が置かれていたことも市が確認している。ところが、市は昨年10月末、突然、使用許可を出し、「体力作りや健康増進を図る意味でスペースを提供した。手続きの不備はあったが、使用許可を出したことで、是正されている」などと説明している。

 また、営業所の一角には今年2月ごろまで、職員がイチジクや大根、ナス、唐辛子などを許可を得ずに栽培し、ホースや柄杓(ひしゃく)を使って水道を無断で使用していた。周辺住民の指摘で、すでに現在はすべて撤去し更地になっている。

 こうした一連の動きについてある市関係者は「職員の態度は公務員にあるまじき姿なのに市の態度は、あまりにも事なかれ主義すぎる。身内に甘いというレベルも超えている」としている。(2009年7月11日付「産経関西」(インターネット)より)>>
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